「マンドリン音楽資料館」開館によせて

「マンドリン音楽資料館」開館によせて

       (記)昭和48年卒部 木村吉男

 マンドリン音楽を知ってからすでに55年を超え、そろそろ終活を考える歳となってきました。長く携わっていると集めた楽譜や資料もかなりの量になりますが、これらは多分家族には無用の長物、ゴミとして処理される運命を迎えるのであろうことは容易に想像されます。実際、家族には部屋を占領するこれらを始末するよう言い渡されたりするOBもおられ、また物故された先輩のご家族から処分を依頼されたりもすることがあります。
 こういった資料は処分されたら二度と手に入りません。できたら後進の方々に役立つ手立てがないものかと考えておりましたところ。S44年卒部の岸本先輩も同じことを考えられており、それなら資料館を立ち上げて保管閲覧できる場所をつくろうではないかと意気投合しました。
昨年8月に埼玉県春日部市にマンションの一部屋を用意し、1年間の準備期間を経てようやく開館を迎えることが出来ました(下の写真)。
 資料館にはIl Plettro、Il Mandolinoなどの20世紀初頭を中心とした楽譜類、教則本、演奏会のプログラム、LP/CDなどの音資料など総数は既に5千点を越えています。最近では「海の組曲」で有名なAmedioAmadeiのお孫さんとコンタクトを取り楽譜を譲っていただく話も進んでおります。
資料の整理には同期の武藤兼一郎さん、後藤邦明さんはじめマンドリンオーケストラ・コンコルディアの指揮者である横澤さんご夫妻、KMCのOB小穴雄一さん、マンドリン演奏家の肝付兼美さん、春日部女子高校マンドリンクラブや浦和第一女子高校マンドリンクラブのOGなど多くのボランティアに支えられてまいりましたが、WMGのOB・現役の方々にも是非ともご協力賜りたいと存じます。
 今後の資料館の活動は、収集した楽譜の活用方法として、今までほとんど演奏されたことのない楽曲を掘り起こし、コンサートを定期的に開催する事などを考えております。
 また、発起人がWMG出身者です。WMG関係の資料は特に念を入れて収集・管理したいと思います。とはいえ、90回定期演奏会以前及び150回~200回までのプログラム等が無く、ご寄贈いただければ有難く存じます。
 詳しくは下記のホームページにてお知らせいたしますが、まだまだ内容が追い付いておりません。この取り組みが永続するよう寄付も常時受け付けております。 是非一度ホームページをご覧ください。
また、土・日曜には開館しておりますので、足をお運びください。

下のボタンをクリックするとホームページが掲載されます。資料館への行き方、資料の送付先・方法等を記載しておりますのでよろしくお願いいたします。

 マンドリン音楽資料館ホームページ

資料館内部のご紹介(写真をクリックすると拡大します):