「早稲田大学マンドリン楽部第200回記念定期演奏会を終えて」

稲友会会長  川名清五(記)

第200回記念定期演奏会は5月19日(土)に浅草公会堂で開催され、満員のお客様の中、1部学生ステージ、二部合同ステージとも素晴らしい演奏で、大成功をおさめました。

200回の記念演奏会が開催までの準備は、いろいろな意見がある中、前島幹事長など学生主体で考えてもらい、合同の推進委員会でサポートするようになりました。そこで、一部は現役ステージ、二部に合同ステージを設け、二部も現役の中川美穂さんが指揮をする。曲目はドボルザークの「新世界」と決まってゆきました。
そして、あとは観客を満員にし、感動を与えるような良い演奏をし、そして、学生の皆さんに思い出となるような演奏会になるよう進めていくことでした。

OB、OGの演奏者を募集しましたが、予想以上に幅広い年代から大勢申込いただきすぐに定員になり、一部の方にはご迷惑をおかけいたしました。
現役も合わせ130人の大編成となるので、演奏会場探すのも、練習場を探すのも大変でしたが、学生の皆さんの努力により、浅草公会堂、練習場も確保できました。
観客動員も最初は予想人数を集計してみると定員の半数にも満たず心配し、声掛けをお願いしましたが、日にちが近づくにつれチケットが不足するなど、定員オーバーするのではと逆な心配も出てきました。
当日混乱しないよう受付のプロジェクトをつくり列の並び方などマニュアルも作り迎接に万全な体制も敷きました、

「新世界より」の練習では、中川さんの適格な指示などで曲が仕上がっていきました。それでもリハーサルで中川さんは厳しい顔をしていました。本番で中川さんを見ると笑顔で楽しそうに指揮する姿を見て緊張がほぐれ、それが満員の客席、大勢の演奏者が感動するような演奏が出来たと思います。割れんばかりの拍手とブラボーの声、大勢のお客様と稲友会員、学生の演奏、運営での頑張り、ご協力いただいた多くの皆様、すべて一つになって200回演奏会は歴史の一ページを作れたことと思います。

決起大会、祝賀会で盛り上がって元気だった若手の部員、201回、202回…そして300回と続くWMGの新たなスタートになるでしょう。

WMGの今後の活躍に期待いたします。ありがとうございました。

 筆者演奏中

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S50卒 田村和夫(記)(マンドリン、新理事)

誘われるままに稲友マンドリンクラブに参加して4年
その流れの中で、今回、節目のWMG200回記念定期演奏会に出演させていただきました。
自分の実力不足も有って、随分と学生練習にもお邪魔しましたが、それが功を奏したようで、何とか指がもつれることもなく、多分とんでもないミスもせずに弾き終えられたように思っております。

現役の皆様の熱意と努力に後押しされ、
そして何より、10代から80代までの同窓の方々と心をひとつにして楽しい合奏が出来たこと、最高の思い出になりました。感謝、感謝です。

稲友マンドリンクラブの活動はこれからも続きます。
特に稲門音楽祭では主要音楽13団体の一翼を担っており、さらに多くの皆様に参加いただいて、盛り上げていければと思います。
まだまだ、層が厚いとは言えない状況に有りますので、何卒お力添えのほどよろしくお願いいたします。
気楽に楽器を手にしていただき、是非、一緒に合奏しましょう!!

(以上)

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S55卒 諸隈良治(記) (ギター、新理事)

現役学生諸君ならびに稲友会諸兄諸姉、200回定演成功おめでとうございます。

私は100周年記念定演は事情により出演しませんでしたが、200回は昨年定年退職して時間に余裕ができたことから久々に参加しました。
合同ステージのドボルザークの交響曲第九番「新世界より」全楽章演奏は、果たしてマンドリンオケにふさわしい選曲かどうかは様々異論のあるところだと思います。しかし200回というWMGにとって記念すべき大きな節目のときに、学生たちが何がふさわしい曲かを悩みながら考え選択したものであり、その気持ちは尊重したいと思いました。今回は曲作りに指揮者、演奏幹事は相当苦労しただろうと思いますが、並々ならぬ練習量をこなし、管弦楽の曲想に限りなく近づけようと真摯に取り組んだ結果、大変立派な演奏が出来たと思います。

振り返って私自身はどうだったかというと、恥ずかしい話ですが細かいミスはあり、何とかついていくのが精一杯でした。一般的にはOGOBと現役には技量の差があります。OGOBは、かつては立派な演奏者だったかもしれませんが、年齢を経るにつれてどうしても身体能力、注意力等が落ちて技量は劣化してきます。また仕事や家事を持つ社会人は、忙しくてどうしても参加できる練習日に限りがあります。そうすると、今回のような記念演奏会で難曲に挑戦する時にOGOBが足を引っ張ってしまう恐れがあります。
記念演奏会のあり方は、演奏技量の高さを求めるのか、あるいは出来るだけ多くの人が一緒に演奏することに重きを置くのか、で大きく違ってきます。後者をとるのであれば選曲はもっと平易なものにする必要があるかもしれません。今後、記念演奏会の際には議論が必要であると指摘しておきたいと思います。

最後に稲友会について新任の理事として一言。2000年代のある時期、私が所属する「アンサンブル・サムディサン」は「稲友マンドリンクラブ」の名前で稲門音楽祭に出演しました。2007年の建学125周年記念音楽祭ではスタッフの中核として裏方を支えました。大変大きなイベントで、当時私たちの演奏はBSフジで全国放送されました。
あのころ私はちょうど50才ぐらいで勤め人として最も忙しい時期でしたので、OGOBは大勢いるのに、こんなに忙しい私たちだけがなぜボランティアをやらなければならないのか?当時私は、面倒くさいことを無理やり押し付けられたような気持ちになりました。その後2010年代以降は稲友会会員から広く参加希望者を募るという本来あるべき姿になって今日に至ります。これはまさにOGOB会が幅広い世代に亘って組織的に機能しているということであり、喜ばしい事だと思います。

今年から稲友会のお手伝いをすることになりましたが、世代的に順番が来たのだと思っています。まさにボランティア以外の何物でもありません。次の世代にバトンを繋ぐまで、自分に出来ることを出来る範囲で、OGOBと現役との間の潤滑剤として現役学生諸君をサポートしていきたいと思っています。

記念祝賀会にて(中央が筆者)

(以上)

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